「お家でできることで、毎月お小遣いを3万円くらい増やせたら嬉しいな…」そう考えている主婦の方、多いのではないでしょうか? 好きなハンドメイドを仕事にして、イベントで直接お客さんとお話ししたり、ネットで全国に届けたりすることで、それが実現できるんです。
この記事では、初心者さんでも無理なく始められる、ハンドメイド作品をイベントで販売する経験を活かし、さらにオンライン販売に繋げて、毎月3万円の収入を目指すための具体的な道のりを分かりやすくお伝えしますね。
ハンドメイド イベントとオンライン販売で月3万円は目指せる具体的な理由
まず、一番気になる「本当に月3万円稼げるの?」という疑問にお答えします。結論から言うと、正しいステップを踏めば、初心者さんでも十分に実現可能です。
その根拠をお話ししますね。
なぜハンドメイド販売が主婦の副業に向いているのか
ハンドメイド販売は、時間や場所に融通が利きやすい点が主婦の方にぴったりです。
お子さんが学校に行っている間や、家事が一段落した後に作業できますし、特別な資格も必要ありません。
初期費用も、すでにお持ちの道具や材料を活かせば抑えられます。
自分の「好き」を活かしてお金を稼げるのは、大きなやりがいにも繋がりますよ。
イベントとオンライン販売を組み合わせるメリットとは何か
イベントでの直接販売とオンラインでの販売、それぞれに良い点があります。
イベントでは、お客様の反応を直接見られたり、作品の魅力を手にとって伝えてもらえたりします。
一方でオンライン販売は、時間や場所の制限なく、全国のお客さんに作品を見てもらえるのが強みです。
この二つを組み合わせることで、お互いの弱点を補い合い、より多くの人に作品を届け、売上を伸ばすことができます。
月3万円を目標にした具体的な販売イメージ
例えば、単価が千円の作品なら月に30個、三千円の作品なら月に10個売れれば3万円の売上になります。
もちろん、ここから材料費などを引いた金額が手取り収入ですが、まずは売上目標としてイメージを持つことが大切です。
イベントで数個売ったり、オンラインでコツコツ注文が入ったりと、色々な形で合計3万円を目指すことができるんですよ。
売上と利益の違いを知っておこう
月3万円は「売上」の目標です。
実際に手元に残る「利益」は、売上から材料費やイベント出展料、送料、販売サイトの手数料などの「経費」を引いた金額になります。
最初は売上目標から立てて、徐々に経費を差し引いた利益も計算できるようにすると良いでしょう。
月3万円を目指すハンドメイド作品作りの第一歩
実際に販売を始める前に、どんな作品を作るか、どんな準備が必要かを見ていきましょう。
難しく考える必要はありませんよ。
どんなハンドメイド作品なら人気があるのか考える視点
まずはあなたが「好き!」と思えるものから始めましょう。
その上で、どんな人がどんな時に使いたいと思うかな?と考えてみるのがおすすめです。
例えば、普段使いできるアクセサリー、お子さんの入園入学グッズ、季節の飾り物など、日常生活に関わるものは需要があります。
人気のある作品の傾向を知るために、ハンドメイド販売サイトを覗いてみるのも参考になりますよ。
作品の材料準備と仕入れの簡単な方法
作品に必要な材料は、身近な場所で手に入ります。
手芸店はもちろん、最近では100円ショップ(例:ダイソーやセリア)でもハンドメイド用の材料が豊富に揃っています。
オンラインストアを利用すれば、家にいながら様々な材料を探せます。
最初は高価なものを揃える必要はありません。少量から始めて、売れ行きを見ながら少しずつ必要なものを買い足していくのが無駄がなくて良い方法です。
作品の品質を保つための初心者向けポイント
販売する作品は、丁寧な作りを心がけることが大切です。
糸の始末をしっかりする、金具をしっかりと固定するなど、使う方が気持ちよく、長く愛用できるように工夫しましょう。
最初は完璧を目指さなくても大丈夫です。
作っていくうちにどんどん上達します。家族や友人に試してもらうのも、客観的な意見がもらえて品質向上のヒントになりますよ。
どんな作品が売れているかリサーチしてみよう
CreemaやMinneなどのハンドメイド販売サイトで「ランキング」や「特集」を見てみましょう。
今どんなデザインやアイテムが人気なのかを知ることができます。
ただし、人気のものをそのまま真似するのではなく、あなたの「好き」や「得意」を活かしてオリジナリティを加えるのがポイントです。
初心者主婦がハンドメイド販売をイベントから始めるメリット
販売経験がない方にとって、最初はイベント参加がおすすめです。
その理由と、どんなイベントがあるかをご紹介します。
なぜイベント出展が最初のステップとして有効なのか
イベントに出展すると、お客様の生の反応を直接見ることができます。「可愛いね」「これ、いいね」といった声は、作品作りの大きな励みになりますし、どんな作品に人気があるのか、どんなものが求められているのかを知る一番早い方法です。
また、初めてのお客様と顔を合わせてお話しすることで、販売に対する自信にも繋がります。
初心者向けのハンドメイド イベントの見つけ方と選び方
初心者さんにおすすめなのは、まずは地域の小さなフリマやマルシェ、手作り市などです。
インターネットで「(お住まいの地域名) ハンドメイド イベント」「手作り市募集」などと検索したり、自治体の広報誌や地域の情報サイトをチェックしたりしてみましょう。
出展料が高すぎないか、どんな雰囲気のイベントかを事前に調べて選ぶのが良いでしょう。
イベント出展にかかる費用と必要な準備
イベント出展には、まず出展料がかかります。
これはイベントの規模によって数百円から数千円と様々です。
その他に、作品を並べるための道具や備品が必要です。
具体的には以下のようなものがあります。
- 作品を置くテーブルや棚
- テーブルにかける布(テーブルクロス)
- 作品の値段を書いた値札やポップ
- お釣りの小銭(千円札、五百円玉、百円玉などを多めに)
- 作品を持ち帰ってもらうための袋(ショップバッグ)
- 名刺やオンラインショップのアドレスを載せたショップカード
- 電卓やスマートフォン(値段計算やキャッシュレス決済用)
事前にリストアップして準備しておけば、当日慌てずに済みますよ。
一人で不安なら友達と一緒に!
初めてのイベント出展は誰でも緊張するものです。
もし不安があれば、ハンドメイド仲間や友達を誘って一緒に参加してみるのも良い方法です。
準備も分担できますし、当日の心強い味方になってくれますよ。
ハンドメイド イベントで作品を手に取ってもらうための工夫
せっかくイベントに出るなら、たくさんの方に作品を見てもらい、お迎えしてもらえるように工夫しましょう!
思わず立ち止まる魅力的なディスプレイの基本
お客様があなたのブースの前で「可愛い!」と足を止めてくれるように、ディスプレイを工夫しましょう。
高さを出すために箱を使ったり、作品の色合いを考えて並べたりするだけで見栄えがぐっと良くなります。
作品一つ一つの値段が分かりやすいようにポップをつけるのも大切です。
あなたらしさを表現した、楽しそうな空間を作りましょう。
お客さんとの会話を楽しむ接客方法
イベントの醍醐味は、来てくださったお客様と直接お話しできることです。
特別なセールストークは必要ありません。笑顔で挨拶し、「どんなものをお探しですか?」「この作品は〇〇というこだわりがあるんです」など、気軽に話しかけてみましょう。
作品に込められた想いや、使い方を伝えることで、お客様はより作品に愛着を持ってくれます。
お客様からの質問には丁寧に答えましょう。
イベントでの売上を最大化するための価格設定の考え方
作品の価格は、材料費、制作にかかった時間、あなたの技術料(手間賃)を考えて決めます。
それに加えて、似たような作品がイベントやオンラインでいくらくらいで売られているかを参考にすると良いでしょう。
少し高めに感じるかもしれませんが、あなたの時間と労力には価値があります。
お客様に「これくらいの値段なら欲しいな」と思ってもらえるバランスを見つけましょう。
イベント限定価格や特典を用意してみよう
イベントに来てくれたお客様だけの特別感を出すために、「イベント価格」として少しお得な値段にしたり、購入してくれた方に小さなプレゼントを用意したりするのも喜ばれます。
「あのイベントで買った思い出の品」として、お客様の記憶にも残りやすくなりますよ。
イベントの経験を活かしてハンドメイド オンライン販売へ繋げるステップ
イベントで手応えを感じたら、次はオンラインの世界に挑戦してみましょう。
イベントでの学びが必ず役に立ちます。
なぜオンライン販売に挑戦すべきなのか?その理由
オンライン販売を始める最大の理由は、販路が全国、そして世界に広がるからです。
イベントは開催日時や場所が限られますが、オンラインショップなら24時間365日、いつでもどこからでもお客様に作品を見てもらうことができます。
イベントに来られなかったお客様や、遠方のお客様にも作品を届けられるようになり、リピーターのお客様にも繋がりやすくなります。
初心者におすすめのハンドメイド オンライン販売サイト選び
ハンドメイド作品を販売できるオンラインサイトはいくつかあります。
代表的なものにCreema(クリーマ)やMinne(ミンネ)があり、ハンドメイド好きのお客様が多く集まっています。
他にも、気軽に始められるメルカリや、海外のお客様も多いEtsy(エッツィー)などがあります。
それぞれのサイトに特徴があるので、あなたの作品やスタイルに合った場所を選んでみましょう。
オンラインショップ開設の簡単な流れと準備
オンライン販売サイトでのショップ開設は、難しくありません。
まずはサイトにクリエイターや作家として登録します。
次に、販売したい作品の写真を撮影し、作品の説明文を考えます。
そして、サイトに作品情報を登録すれば販売開始です。写真の見栄えはとても重要なので、明るい場所で丁寧に撮るようにしましょう。
どのサイトから始める?それぞれの特徴
- Minne:国内最大級。温かい雰囲気で初心者向けの情報も豊富。
- Creema:品質やデザインにこだわりのある作品が多い傾向。プロ・セミプロ志向の方にも人気。
- メルカリ:フリマアプリなので手軽さが魅力。若い世代の利用者が多い。ハンドメイド作品も多数出品されている。
- Etsy:海外のお客様が多く、一点ものや個性的な作品が好まれる傾向。英語での対応が必要な場合も。
最初は一つに絞って慣れていくのがおすすめです。
ハンドメイド オンライン販売で月3万円目標を達成するためのコツ
オンラインの世界で作品を多くの人に見つけてもらい、購入してもらうための具体的なコツをお伝えします。
作品写真の撮り方ひとつで売れ行きが変わる理由
オンライン販売では、お客様は写真を見て作品を知ります。
写真が暗かったり、ピンボケしていたりすると、せっかく素敵な作品でも魅力が伝わりにくく、購入に繋がりません。
明るい自然光の下で撮る、作品のサイズ感が分かるように定規などと一緒に写す、複数の角度から撮るなど、工夫するだけで写真の見栄えは格段に良くなります。
あなたの作品の魅力を最大限に引き出す写真を撮りましょう。
魅力的な商品紹介文の書き方とポイント
作品の説明文には、素材やサイズなどの基本情報に加え、作品に込められた想いや、どんなシーンで使えるかなどを具体的に書くと、お客様は作品をより魅力的に感じてくれます。
丁寧な言葉遣いを心がけ、お客様が安心して購入できるように、発送方法や注意点なども分かりやすく記載しましょう。
検索されやすいように、作品に関連するキーワードを盛り込むことも大切です。
例えば、ピアスの作品なら「ハンドメイド ピアス」「揺れる ピアス」「金属アレルギー対応 ピアス」などです。
SNSを活用したオンライン販売の集客方法
オンライン販売だけでは、たくさんの作品の中に埋もれてしまいがちです。
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を上手に活用して、あなたの作品を知ってもらいましょう。
Instagramに素敵な写真を投稿したり、X(旧Twitter)で制作過程を発信したりすることで、興味を持った人があなたのオンラインショップを訪れてくれます。
「#ハンドメイドアクセサリー」「#手作りバッグ」など、関連するハッシュタグをつけるのも効果的です。
どんな写真を撮ればいい?具体的な例
- 作品全体の正面からの写真
- 作品のサイズ感やディテールが分かるアップの写真
- 実際に身につけたり、使ったりしている様子の写真(着用画像/使用例)
- 作品の色違いや形違いを並べた写真
- ラッピングした状態の写真
お客様は、写真から作品のイメージや使い方を想像します。
様々な角度から、分かりやすい写真を複数枚載せましょう。
イベントとオンライン販売を賢く組み合わせて売上を最大化する方法
イベントとオンライン、それぞれの良いところを活かすことで、より効率的に月3万円の目標に近づけます。
イベントでお客さんにオンラインショップを伝える工夫
イベントに来てくれたお客様は、あなたの作品に興味を持ってくれた方たちです。
その場で買わなくても、「後でゆっくり見たいな」と思う方もいるかもしれません。
そんなお客様のために、オンラインショップのアドレスや検索方法、QRコードなどを記載したショップカードを用意して配布しましょう。
イベントでの出会いをオンラインでの繋がりに発展させることができます。
オンラインでイベント出展を告知して集客する方法
オンラインショップやSNSであなたの作品を知ってくれたフォロワーさんに、イベントに出展することを告知しましょう。
「実際に作品を見られます」「新しい作品も持っていきます」などと発信することで、イベントへの来場を促すことができます。
オンラインでのファンをイベントに呼び込むことで、イベントでの売上アップに繋がります。
両方のチャネルでお客様との繋がりを深める方法
イベントでお話ししたお客様にオンラインショップを見てもらったり、オンラインで購入してくれたお客様に次のイベント出展をお知らせしたりすることで、お客様との繋がりを長く続けることができます。
サンキューカードに手書きのメッセージを添えたり、SNSで積極的に交流したりするのも良い方法です。
お客様は、作品だけでなく、作家さんの人柄にも惹かれるものです。
ショップカードは名刺も兼ねる大切なツール
ショップカードには、ショップ名、オンラインショップのURLまたはQRコード、作家名、SNSアカウントなどを記載します。
作品と一緒に袋に入れたり、お会計時にお渡ししたりしましょう。
素敵なデザインにすると、お客様に覚えてもらいやすくなります。
月3万円を安定して稼ぐための販売管理と計画
作品作りや販売だけでなく、お金の管理や次の目標設定も大切です。
難しく考えずに、まずは簡単なことから始めましょう。
売上と経費を記録する簡単な方法
月に3万円の収入を目指すには、自分がどれだけ売上て、どれだけ材料費などの経費がかかっているかを把握することが大切です。
難しい会計ソフトを使う必要はありません。
ノートやスプレッドシート(エクセルなど)に日付、売れた作品、売上金額、かかった経費などを簡単にメモしておくだけでも十分です。
自分がどれくらい稼げているかが見える化できると、次の目標設定にも役立ちます。
在庫管理と制作スケジュールの立て方
作品がたくさん売れるようになったら、次に作る作品の計画も立てましょう。
今どんな作品の在庫が少ないか、次にイベントがあるならそれに向けてどんな作品をいくつくらい作りたいかなどを考えます。
無理な計画を立てて疲れてしまわないように、自分のペースで楽しみながら続けられるスケジュールを立てるのが大切です。
次の目標設定と続けるモチベーション維持のコツ
月3万円を達成したら、次は3万5千円、4万円と、少しずつ目標を上げていくのも良いかもしれません。
目標を達成するために、どんな作品を作ったら良いか、どんな販売方法を試してみるかなどを考えるのは楽しい作業です。
また、お客様からの嬉しいメッセージや、作品を使って喜んでくれている様子の写真などを見返すことも、制作や販売を続ける大きなモチベーションになります。小さな成功を祝ったり、同じハンドメイド作家さんと交流したりするのもおすすめです。
まずは「見える化」から始めよう
売上や経費を記録する一番の目的は、今の状況を「見える化」することです。
何が売れて、何に費用がかかっているかが分かれば、次に何をすれば売上が伸びそうか、どうすれば無駄をなくせるかが見えてきます。
難しく考えず、まずは一ヶ月、簡単に記録してみましょう。
まとめ
最後に、これまでの道のりを振り返り、あなたがお家でハンドメイド副業で月3万円を目指すためのエールを送ります。
今日から始められる最初の一歩
ハンドメイドで月3万円を目指す道のりは、特別なことから始める必要はありません。
まずは、お気に入りの材料で作品をいくつか作ってみること。
そして、地域の小さなイベントがないか調べてみたり、CreemaやMinneのサイトを覗いてみたりするだけでも立派な最初の一歩です。
小さな行動から、あなたの副業への道が開けます。
楽しみながら続けることが成功への鍵
何よりも大切なのは、ハンドメイドを楽しむことです。
作品作りに夢中になったり、お客様とのやり取りを楽しんだりする気持ちが、続ける力になります。
もし上手くいかないことがあっても、それは次に繋がる学びだと捉えましょう。
無理をせず、自分のペースで、楽しみながら続けていくことが、月3万円達成への一番の近道です。
あなたのハンドメイドで誰かを笑顔にできる喜び
ハンドメイド販売は、お金を稼ぐだけでなく、自分が作ったもので誰かを笑顔にできる素晴らしい活動です。
「この作品を見て元気が出た」「大切に使っています」といったお客様からの言葉は、何物にも代えがたい喜びです。
月3万円という目標を目指しながら、あなたの作品でたくさんの人を幸せにする喜びも、ぜひ感じてください。
応援しています!
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